久々の投稿です。

私は主に営業の窓口を兼ねて新規の商品開発を行っています。

と言っても、レシピは社長はじめレストランのスタッフにお任せです。

OEM（製造受託）の場合は、お客様の希望する内容を聞きとり、レシピ担当に伝達することから始まります。

この最初の段階が一番の肝であり、難しいところです。

レシピ担当が一番気にする点は、お客様の重要視するポイントは何なのか？というところです。

香り、食感、具材感、使う原材料、お客様によってポイントは様々です。

ここを間違うと、何度も何度も試作を行うことで時間ばかりが過ぎていき、一向に前に進むことはできません。

しかし言い換えれば、そのポイントをしっかり押さえれば、どのようなご要望も必ずお応えできる。

これが我々デリーの商品開発に対する姿勢であり、長年の実績を裏付けとした強みだと思っています。

そのような心強いレシピ担当がいるからこそ、お客様の窓口としてやっていけているのかもしれません（笑）。

一方、自社製品の場合は、大半は（いや、ほぼ全てと言ってもいいかもしれません）社長が考案。

レシピは出来上がっているので、製品化までの工程を担うことになります。

最初の考案品は少量で作りますが、そのレシピをもとに何百食分製造する仕様書に落とし込みます。

新規原材料の仕入れ、試作、パッケージの作成、各種検査など、同時並行で準備を進めていきます。

直近で取り組んでいるのは新しいドレッシングです。

デリーの「インディアンドレッシング」は大変人気が高く、中にはこのドレッシング以外召し上がらないというお客様までいらっしゃいます。

この度、新たに「にんじんドレッシング」を製品化すべく、様々な検証を行いながら進めているところです。

皆様にお披露目出来る日まで、もうしばらくお待ちくださいませ。

自信作です！

Text:Riki