- 社長雑談
- デリー銀座店
- 2025.02.17
チャナダル
デリー銀座店のメニューに載って、もう25年以上経つチャナダル。
作ったきっかけは、当時働いていたインド人コック3人がカトリック教徒でした。
これは、ヒンドゥーやイスラムと違い、キリスト教は食にタブーがないということで選んでいました。
その3人が「灰の水曜日・復活祭の46日前のキリスト教の祭日」で、その日はベジタリアンにするといい、サンプルで置いてあったチャナで作ったのが始めでした。
そして、我々日本人もこれと野菜カレーのベジタリアン賄いを食べましたが、これが美味しかった。
それまで、チャナのダルはメニューにありませんでしたが、ムングやマスールと違い、煮込んでもそれほど煮崩れず、形がしっかりしているので、日本の人にも「インド煮豆カレー」で行けるかもということで、メニューに載せました。
当初は、インド人客の方のみにしか売れませんでしたが、徐々に日本の方にも売れるようになり、現在に至っています。
それほどの人気商品ではありませんが、2人以上でカレーを数点食べる時の一品にしてみることをお勧めします。
チャパティとの相性がよく、ライスと食べるのなら、もう少し汁気の多いカレーを足された方がよろしいかも(私はライスとチャナダルだけで行けますが)。
たまにはこんなインドらしい料理もいかがでしょう。