- 社長雑談
- 2025.09.01
パニプリ
料理人はもちろんですが、インドの食に興味がある人がインドに行くと、「パニプリ」(パンジャブ、デリーでは「ゴルガッパ」と呼ばれることも)が印象に残るようです。
ストリートフードで、サモサやパコラよりもインパクトが強いようです。
こういう私も、インドに行くと、一回は食べている気がします。
アメリカ生まれでアメリカ育ちのインド人料理人の店でも、パニプリを出していますし、あのガガンも提供していました。
インド人にも何か郷愁を感じられる食品のようですね。
実はデリーでも、もう50年も前にお出ししていました。
まーるく球状に膨らんだ、空洞のパリっとした小麦粉の揚げ物「プリ」の小型版に穴をあけ、茹でたジャガイモ、チョレを詰めます。
この時の小麦粉はセモリナ粉とアタのブレンドで、このセモリナ粉が時間が経っても、プリをしぼまないようにしてくれます。
そして、タマリンドウォーター、ミントチャツネ、グリーンチャツネ、チャットマサラ、ライムジュース、ブーンディなど(店によって違います)のパニ(水という意味です)を掛ける、あるいはプリをジャバっとつけて食べます。
トッピングにはナムキーンのセブやアルブジアなどを掛けます。
好きな人は10個でも20個でも食べています。
インド料理店でお出しする際は、これは前菜としてなのか、いやアミューズ(付け出し)的なものなのか迷います。
でもインドらしいので、またお出ししてみたいです。