LOVE INDIAイベントの中心はターリです。

　そこでちょっと、このタ－リを調べてみました。

　まず語源はサンスクリットのスターリで、鍋や皿だそうです。
　現在では、金属製の食器の意味の他、その料理も指します。

　オックスフォードの講義で、アムリッツアルからアッサム、さらにはアンデマン諸島までターリ研究に行かれた女性の論文には、紀元前1500年くらいから存在し、インド、および南アジアに存在し、その種類はインドの神々の数より多い。

　その後の3500年間で、食器素材も銅、銀、金、洋銀などが。
　料理内容は、アユールヴェーダから来たもの、栄養バランスから来たもの、宗教、祭り、結婚式、高級・街場のレストラン、そして家庭料理。
　何よりも地域性（収穫品）によります。

　決まりの中には、面白いものがあります。
　インド人には普通ですが、指で混ぜて食べる。指先はラクシュミ神、指元はサラスバティ神。さらに５本の指はエレメンツを現し、親指は「空」、中指は「火」などで、その動きのハーモニーも重要だそうで。

　ターリ、面白いですね。
　この先、もしインドに行く際は、行く先々ですべてターリを食べてみると、いろんなインド料理に関する、その文化や背景が理解できそうですね。

　まずは、LOVE INDIA2016のターリを召し上がって、LOVE INDIAを分析してください。