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ほぼ毎日更新!デリー社長のカレー談義

社長雑談
2018.05.16

今、昭和が、


 最近は、若者たちを巻き込んで、昭和が注目されているように。

 我々は生で体験、実感してきましたが、今思うと、ものすごくエネルギーがあり、戦争でリセットされた日本人の頭はまるでスポンジのように、アメリカ、ヨーロッパの文化を吸収していきました。
 洋服はもちろん、食べ物も洋風化され、インテリアもミッドセンチュリーと、物凄いスピードで変化していきました。

 今、そんな時代を、中高年はもちろん、若者たちも違和感なく迎え入れている。
 いや、それ以上に楽しんでいるかも。
 昭和レトロ、ミッドタウン日比谷や雑誌でも取り上げています。

 カレーもその時代は、「エキゾチック」「インド人もびっくり!」など、洋食とはまた違った距離感を持った料理としてとらえられていました(ホテルや高級レストランのカレーは、洋食的感覚)。
 ナイル、中村屋、ムルギー、共栄堂、アジャンタ、マハラオ等の店は(デリーもはいるかな)、民族料理(エスニック料理)店というちょっと異色な分類でした。

 その感覚を再現するのは難しいですが、江戸元禄文化のように、昭和元禄も感じられるカレーもまた、作っていきたいと思っています。