今、カレー界で大ブレークしている「大阪スパイスカレー」。
　この特集が、雑誌を賑わしています。

　「大阪スパイスカレーとはなんぞや？」というのが多く、それぞれのご意見が載っています。

　日本人は、そういった体系や条件を探り、カテゴライズしたり、必要条件を決めたりするのが得意なようです。
　北インドカレーはこう、南インドカレーはこう、スリランカは、ビリヤニは？　などなど。

　先日の池袋東武での大阪カレー、だいたい食べ、対談も拝聴しましたが、まあ、ひき肉（キーマ）、出汁などの共通点もありましたが、まだまだ通過点かと思います。

　デリーのカシミールカレーも、40年ほど前までは、「こんな水みたいなカレーが食えるか！」とか、「こんなの辛いみそ汁でカレーじゃない！」と怒鳴られ、スプーンを投げつけられたこともありました。

　でも今は、市民権をまだメジャーとは言いませんが、多少は得られたように思っています。

　ある種縛られず、自由な発想の大阪カレー、進化を楽しみにしましょう。