これまでも、ちょこちょこと牡蠣のカレーは作ってきました。
　多くのカレー料理人の方たちも、冬になると、牡蠣のカレーを作り、またお客様も楽しみにしているように思います。

　デリーの牡蠣カレーのキーポイントは、牡蠣のペースト。
　生ガキを茹で、茹で汁ごとペーストにして、カレーのベースにします。
　これは、フレンチの牡蠣スープの手法で知りましたが、完全にはまりました。

　これ以外にも、牡蠣をスモークしたり、南インドや北インドのカレーの手法でトライしてきましたが、今年は、オースドックスな、南インド風のココナッツやカレーリーフのカレーに、青唐辛子の辛さで食べていただきたいと思いました、もちろんカキペースト入りで。

　もう一点のイノシシキーマが、赤唐辛子の辛さと香り、そしてこちらが青唐辛子の辛さ、と、その違いも食べていただきたいと思いました。

　華やか？で太陽の様な赤唐辛子の味と香り、やや内向的に感じる青唐辛子の未成熟な味の対比が面白いのでは。
　これは、ハチャメチャな個人的意見ですね。

　この金曜日に販売予定です。
　今年は大変な一年でしたが、「たまに食べるならこんなカレー」を応援いただいて、心から感謝申し上げます。
　本年最後になりますが、また来年もよろしくお願いいたします。