2月末販売予定の「たまに食べるならこんなカレー」の一つ、「からし菜とローストラムのカレー」です。

　今の世界のほうれん草、からし菜のカレーのトレンドは、”鮮やかな緑色“の演出。
　しかしデリーでは、色よりも濃厚なマサラに重きを置いています。
　それは、40年前に初めて「サグチキン」をお出しした時、多くのお客から「緑色で気持ち悪い」と言われ、その1、2年後に、ほうれん草とマサラがほぼ同量なものにしたら、注文が増えました。
　それは色なのか知名度が上がったのかは判りませんが、この形で今に至っています。

　インドでタージホテルのシェフから、「味はその方がいいから、サグのピューレを用意しておいて、そのカレーの上に流し入れるという手もある」と教わりましたが、なんとなく、あのトラウマでやっていません。

　しかし、味は抜群ですから❗❗