ネットショップで販売予定の「ラム・イラニカバーブ」ができました。

　当初は、ハリヤリカバーブ（ミントやパクチーのグリーンのカバーブ）を予定していましたが、急遽、懐かしい「イラニカバーブ」に。
　イラニカバーブは、35,6年前、銀座店で肉料理を増やそうと考えていて、スワミ、デビッド、シュニルなどのコックたちと、いろんなものを試したときの一点です。

　アフガニ、ボティ、パルシ、マライ、ハリヤリ、カブーリ、メティなど、試作をしましたが、当時決まったのが、この「イラニカバーブ」、そして「ジーラカバーブ」、「パンジャビカバーブ」の3点でした。

　その中でも、イラニカバーブは、タマネギ、パセリという組み合わせが新鮮で、「イラン人はこれを米と食べる」と聞き、面白いと思いました。

　その時はチキンでしたが、今回は、柔らかい、ほぼヒレのアイ・オブ・ショートロインの部位が手に入りましたので、これを使用しました。
　かなり強めのブラックペパーがきいていますが、チリの辛さはありません。お好みの方は足してください。
　
　もちろんメインにもカレーの前菜にもいいですが、19時以降の家飲みのお供に、ぜひ。