アトリエデリーの今週金曜、土曜、一昨日のフライドポテト乗せの「サリチキン」とともにお出しする予定が、この「パウバジ（pav bhaji)」です。

　サリチキン同様のムンバイの名物料理。
　といってもストリートフードで超有名ですが。

　ムンバイには、ポルトガル経由、イギリス経由など、多くのヨーロッパ諸国からパンが入ってきました。
　そのパンとインドの野菜料理”バジ”との組み合わせです。
　今や、ストリートフードに限らず、専門レストランもあり、連日にぎわっているそうです。

　普通の野菜料理と異なる点は、野菜が単品ではなく、複数多種類を使用することと、トマトは必須。
　また、作り方も店舗ごとに工夫を凝らしていますが、茹でても、あるいは鉄板で炒めても、野菜を全部潰して提供するのが一般的です。

　しかし、今回はデリー風に、食べる所によって、野菜の味が感じられるように、それほど潰さずに、形を残したスタイルにします。
　トマト、ポテト、タマネギ、グリーンピース、ピーマン、ナス、カリフラフラワーにチョレ（ガルバンゾー　ひよこ豆）などなど。
　これを、このアトリエで焼いたパンとともに召し上がって頂くと、気持ちはムンバイに一っ飛び、だといいんですが。

　そのほかにも、小さなカバーブに、ニンジン料理も。