美味しいお蕎麦屋さんがずいぶんと増えましたが、池ノ端仲町通りの蓮玉庵が好みです。
　口コミを見ると散々ですが、たぶん40年以上前に初めて食べた時の衝撃が頭に残っているからでしょうか。

　デリー上野店には落語家さんが多く、当時、談志、円歌、円鏡、米丸、円楽などなど多くの師匠の方々がお見えになり、蕎麦は蓮玉庵だと勧められました。

　固いせいろ蕎麦に、超辛口の濃いつけ汁。だから蕎麦の端にちょっとつけるのか、と思いました。
　まさに落語の世界です。

　デリーは創業68年ですが、こちらは100年以上。
　憧れもありますね。

　画像は昼の温かいかき揚げそばですが、やはりここは「せいろ」がいい。
　もうちょい若い頃、大晦日に大掃除が終わると、各店のスタッフと、昼間からこちらで、酒、つまみ、蕎麦で大宴会を毎年のように。

　あの時、酒がうまかった。