- 社長雑談
- 2025.05.16
カバーブ
インド料理を知るより前から「シシカバブ」という料理名を聞いていて、そのエキゾチック、アラビックな響きに憧れ、今も「カバーブ推し」推し活してます。
インドに行くと必ずと言っていいほどカバーブ専門店に行き、また屋台にも行きました。
まったく何十種類あるのか、いや何百なのか、行くたびに知らないカバーブに遭遇します。
数種のカバーブを注文しても、味はほとんど変わらない事も有りましたが(こちらの舌のせいか)。
シークカバーブは王道ですが、マライ、カブーリ、パンジャビ、ジーラ、イラーニ、パルシ、ペシャワリ、コフタ、チャップリ、ボティ、ケララビーフ等々、数えきれないくらいであってきました。
そして命題となる「カバーブとは何か?」ですが、多くの書籍、文献、ネット、新聞記事から帰納法的に答えを出したかったのですが、この結論は「肉を焼く」の総称的なものに集約されそうだということです。
「串焼きのこと」「炭火焼きのこと」が一番多いのですが、煮込んだカバーブがあったり、蒸しもありますし、肉以外のフィッシュや野菜もあり、その名前は中国から中央アジア、東南アジア、南アジア、中東まで広範囲なので、まとめきれません。
ですから、「私が勝手に抱いた概念のカバーブ=カバーブ」ということにしましょう。
厚切り肉がステーキだといっても、薄切り、ハンバーグ、豆腐、シイタケもありますもんね。
デリーのメニューにカバーブの文字があったら、そんなふうに思って下さい。
まだまだカバーブ研究は続きます。