- 社長雑談
- デリーのこと
- 2025.06.06
骨付きチキン
最近、懐古趣味が出てきたのか、昔のデリーの骨付きチキンに郷愁が。
以前も書いたように、骨なしにしたのは、手づかみをしにくい女性客と食べ易さで回転率を上げたかったからが大きなポイントでした。
しかし、「インドカレー」という語彙の響きから来る野性味=ワイルドさにやや欠けてしまいます。
時代もあったかもしれませんが、骨付き鶏肉を手づかみでかぶりつくことは、爽快というか狩猟本能に訴える何かがあったのではないでしょうか。
今は調理技法も広く開放され、手を使わずとも、スルッと骨から肉が離れる方法も目にしますから、前述の問題も解決。
あとは丸鶏を梨割りでブツ切にするか、背骨や胸骨をダシ用に外す捌きかですね。
しかしこんなことは老人の懐古趣味であって、若い人たちには「そんなの関係ねえ!」話なのでしょうか。