ふと気が付くとカレーのことを考えています。
　たぶんこのブログの題材を考えるためか、脳に空き時間があると、「カレー」「デリー」「インド」のどれかが浮かんでいます。

　そして舌に味の記憶というか、美味しかったという記憶の感覚が残っているカレーを思い出しました。
　それが神田の駅近くにあった「ライノット」というカレー屋さんのカレー。

　チキンカレーがヨーグルトを使ったシャバッとタイプの好みのカレー。
　あと週一で黒酢豚カレーといったか、ポークビンダルー風カレーがあって、どちらも好みでした。
　なぜかここのカレーがツボにはまり、神田はカレーの激戦区でしたが、周辺に用がある時は、真っ先に行きたいと思っていました。

　当時の自分の心境や興味は思い出せませんが、いやいまだに変わりませんが、”シャバシャバカレー + 日本の白米” というのが好きなんです。
　若い時は、いろんなタイプのカレーに興味があり、カレーと名が付くものは、インドだろうが欧風だろうがホテルだろうがアジアだろうが中華だろうが、すべてテリトリーでしたが、年齢とともに少しずつ削ぎ落とされていく、いやいや舌が老化し、頑なになっていくようです。

　こちらのお店はもうありませんが、舌の記憶を思い出しながら、記憶に残るカレーをもう一度食べ歩きたいです。