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ほぼ毎日更新!デリー社長のカレー談義

社長雑談
レシピ
2019.08.14

カレー、2種のスパイスで


 さまざまなメディアで、カレーは4種のスパイスでできる。
 ターメリック、クミン、コリアンダーそしてチリ。

 これは、インドカレーを作る時の基本のスパイス。
 しかし、今の日本では、スープカレーにスパイスカレーなども「カレー」というカテゴリーに入ります。

 そこで考えられるのが、インドで言われるところのシチュー。
 このカレーとシチューの違いの定義づけも、人によって異なるので、大まかにイメージしてください。
 ある人は、炒めタマネギ、ヨマト(ヨーグルト)、スパイスでマサラを作って作るのがカレーで、水の入った鍋に、肉や野菜を入れて煮込み、スパイスを入れるのが(入れなくても)シチュー。
 そこにココナッツミルクが入ろうが構いません。

 そして日本の「カレー」という言葉には、このインド式シチューも包含してしまいます。
 すると、例えば水に骨付きチキン(何の肉でも魚でも、なくても)にタマネギのざく切り、ニンニク、ショウガ、ニンジン、ジャガイモの乱切り、ピーマンに塩とターメリックを入れて、コトコトと煮込む。

 ほぼ完成したら、別のフライパンで油とクミンホール、ニンニクのみじん切りを入れてよく熱して香りを出し、鍋に油ごとジュっとテンパリングしたら出来上がり。

 もちろん、カルダモン、クローブ、シナモン、ブラックペッパーでも、カレーリーフでも、ココナッツミルクでも、トマトホール、トマトジュースなど、お好みで足してください。
 オリジナルがシチューができます。

 クミンの代わりにマスタードシードで南インド風、テンパリングオイルをマスタードオイルにすればベンガルっぽくなります。

 これが結構おいしい、煮込む時は弱火で放って置けるので、賄いでよく作りました。
 キャンプにもよさそうですね。