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社長雑談
レシピ
2020.05.19

ディル DILL


 ディルの香りが好きで、サラダに混ぜたりして食べていました。
 
 ディルはアニス、フェンネルの仲間と思われますが、インド人スタッフも、「フェンネルの葉だ」と言って、賄いで使っていました。

 このような生のハーブが多く出回るようになり、最近は、乾燥したものでなく、生のものを使うインド料理人が増えています。
 欧米のインド人シェフも、このディルを使った料理がレシピ本なので見かけられます。

 今日のレシピは「ディルポテト」。
 ここでは、フライしたジャガイモを使って、香ばしく仕上げていますが、生で蒸し煮をする方法もあります。

 使う材料は、ジャガイモにディル。
 ニンニク・ショウガ、ターメリックはあっても無くてもお好みで)。そしてチャットマサラ、油です。
 
 チャットマサラは、ドライマンゴパウダー、ヒング、クミン、ブラックソルトなどのミックススパイス。
 ドライマンゴの酸味と、ブラックソルトの硫黄臭がインドらしい。

 チャット(chaat)とは屋台とかロードサイドレストランの様な町場食堂の意味だと思います。
 このスパイス、ストリートフードで、生のパイナップル、や茹でたジャガイモ、サツマイモなどにも振りかけています。
 
 フライパンに油を敷き、ニンニク・ショウガの香りを出したら、揚げたジャガイモを入れ、チャットマサラで味付けをし(足りなかったら塩を)、ディルを加えていたまったら出来上がりです。

 生のジャガイモの場合は、ダイスカットにし、すべて加えたところに、ひたひたより少なめの水を加え、蓋をして、ジャガイモが柔らかくなれば出来上がりです。

 ディルの他にも、カスーリメティ、パクチー、カレーリーフ、最初にクミンホールを入れればアルジラだし、青唐辛子、タカノツメ、コリアンダーホールなど、いろんなもので試してみてください。

 カレーとライスのいいお供になります。