考えるところがあって、ベトナムのフォーらしきものを作りました。

　スープは、ビーフとチキンのミックス。
　トッピングはフィッシュボールです。

　数年前、ホーチミンだけでしたけど、ベトナムに行った時は、このフォーとココナッツの効いたチキンカレーを何度か食べました。
　タイから3日間だけのショートトリップでしたが、バンコクの喧噪感とは違うエネルギー、空気や、社会主義国の一端が垣間見えて、新鮮な印象を感じた記憶があります。
　食べ物は、フランス植民地の影響か、パンが美味しく、しかし呉越の越で中華料理、さらに熱帯食材と複雑に入り組んでいて、面白い食文化です。

　タイはどこの植民地にもなりませんでしたが、大陸の中なのか、やはり他国の食文化が多少入り混じっています。でも華僑が多いのでしょうか。
　日本も「金甌無欠けがれ無き」という歌（愛国行進曲）があるように、植民地化されず、しかも島国で鎖国ですので、独自の食文化が育ったのかも。
　その代わり、他国のものに興味があり、うまく日本のものと融合させてきました。
　代表がカレー？

　さてフォーですが、最近は、アジア野菜が手に入りやすいですし、また代用となる野菜もありますから、たっぷり野菜を盛り込んで作ってみてはいかがでしょうか。