- 社長雑談
- 2025.12.05
寒い時のカレー?

カレーってあまり季節感がない料理と思われています。
インドのイメージから”夏・暑い時”の料理が強いですが、インドは広く、熱帯から北はヒマラヤまであり、皆カレー的料理を食べます。
我々も、「冬のカレー」と言われると、まず考えるのが、そのヒマラヤに近いカシミール地方のもの。
代表的なものは「ロガンジョシュ」「ヤクニ」「ダムアルー」などが浮かんできます。
また料理法としては「ダムプクトゥ」と言われる蓋をして弱火で煮込むものが、鍋焼きうどん的感覚で日本では寒い時の料理になりそうです。
完全密封調理ですので、画像のように蓋があっても蓋の周り、はたまた蒸気抜き穴まで閉じます。

この閉じてるものは、小麦粉を水で練ったものですが、表題カレー画像のように小麦粉のみで蓋をする場合は、その蓋も食べられるようにパン生地(ナンなど)を使います。
ナイフなりフォークなりでこの蓋に穴をあけた時、フワッと立ち上るカレーの香りが食欲をそそります。
インド・パキスタンの・ストリートフードでは、50~100人前できる大鍋に小麦で蓋をし、数時間生からじっくり煮上げているカレーもありました。
また、我々はスワミシェフから教わったので、カレー自体は「シャイコルマ」の白いカレーを使ってました。



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