ラム（マトン）というと、マトンビリヤニは外せません。

　インドやパキスタンに向かう飛行機では、往復で一回はこのビリヤニにお目に掛ることが多いのでは。
　特に、日本から離れる時は、あの香りで旅行気分が盛り上がります。

　日本にいると、なぜかチキンビリヤニを頼む頻度が高いのですが、あちらに行くと、９割以上は”マトン”を注文してしまいます。
　それだけおいしいからだと思いますが。

　また、日本で作ると、どうもあの羊臭が気になってしまいます、向こうではないのですが。
　この辺りをインド人シェフに聞くと、「日本では調理の前に肉を洗わないから、表面の空気に触れて匂う部分を落とせてない」と言われたことがありました。

　確かにそういう傾向はありますね。

　画像は、以前に作って、ここでも紹介したものですが、実はラムではなく、皮付きのヤギで作ったビリヤニです。
　当時はヤギ肉を追っかけていて、作ったものですが、出来立ては素晴らしくおいしかったのですが、一晩冷蔵庫に入ると、その獣臭が気になってしまいました。

　今年は何としても、そういった問題をクリアした、おいしくいい香りのラム料理を完成させたいものです。