どうもこの時期になると、夏より夕食がカレーになる確率が高くなる気がします。

　そしてまた食べたのが、「昭和35年のカシミール」。
　なんか好き。冬向きなのか？
　昭和35年、私は小学生でしたので、東京の街並みの記憶が少しあります。
　銀座はは5～8階位のビル、デパートがあり、都電が縦横に走り、見上げると電線が網の目に、そして木の電柱。

　しかし、私が育った築地の町は、インドのスラムとまでとはいいませんが、裏道は舗装されず、「立ち小便禁止」の張り紙も多く、ハエもいっぱい飛んでいましね。子供は鼻をたらしていたし。
　築地だけでなく、東京の下町はこんなもんだったと思います。
　
　そんな時代のカシミールは、かなり画期的で、驚愕があったでしょう。
　そういった記憶も、懐かしさという、スパイスか薬味になっているのでしょう。