またまた鴨のカレーを作りたくなりました。
　ただただ自分で食べたいのが本音かもしれませんが。

　インドのダックカレーは、皮をむきぶつ切りにして煮込むのがノーマルですが、以前デリーで作った時は、ちょっとカッコつけてフレンチのやり方のコンフィにしてソテーしたものをカレーソースとサッとあわせて提供しました。

　当時鴨肉というと、ほとんどが鴨ロースと呼ばれる胸肉を使い、筋の固いもも肉はあまり売れていませんでした。
　それが、フレンチビストロのランチなので、低温の油で煮こむ「コンフィ」をしてからソテーするメニューを安価で提供し、一時人気が出ました。
　そこで、我々もこのコンフィしてソテーした骨付き鴨モモ肉を作りました。
　コンフィで柔らかくなり、ソテーでパリっとした皮が香ばしく、”美味、美味”。

　ただやっぱり手間がかかります。
　が、それだけのことはあります。
　　　

　夏の繁忙期が過ぎたら、作りましょう「鴨のコンフィのソテーのカレー」を。