最近良く耳にする「戦後の総括」ということば。

　実は、今年の課題の一つに挙げていたのが、「昭和のカレー」。イコール戦後カレーの総括なんでしょうか。

　「老舗」カレーの店、中村屋、共栄堂、ナイル、ムルギ、インド料理アジャンタ、日比谷マハラオ、室町の印度カリーなどは、昭和のカレー史に輝く存在でしょう。
　他にも、老舗ホテルや洋食店のカレーも貢献度大だと思います。

　温故知新、古いものには、新しい発見のヒントが隠されている。
　
　また、今なお営業されているということは、その中に、味、サービス，経営に特筆すべきものがあるにちがいありません。
　その点を研究したいと思っていました。

　デリーのカレーでも、もう一度昔の資料を読み返し、創業者、先代が何を視点にカレーを作ってきたか、考えてみたいと思っています。
　それらを次の世代に伝えていく責任も痛感しているところです。